第１０４回野宿宴会（山梨・小武川編）
「小武川は 混むから･･･」
文 ２２６号平林
ＧＷ組会報告
今回、初参加の私、平林と申します。大町市在住の３９才です。家族は、妻と子（小６姉、小２弟）、ハムスターと金魚各１匹、愛車は９１年式セロー３ＲＷ２とジムニ−ＪＡ１１Ｖ−４型です。よろしくお願いします。さて、寺崎組の活動はホームページを拝見しながら「いいなー。参加したいなー」と思いつつ、消防団行事と学校PTA活動、そして仕事にコトゴトク命中する運の悪さを呪いながら、ついに、ついに、この日を迎えました。
平成１７年５月３日（火）天気晴朗なれど風も無し。
うーん、何とすばらしい旅立ちの朝であろうか。今回の野宿旅は、な、なんと５年ぶりであり、しかも最大のハードルである妻の承諾が快く？快諾され、すばらしい２日間になりそうだ。・・・のはずが、出発直前に「無い？テントのぺグが無いよー・・・え？ホームページで入手した組長の地図がないよー」・・と、いつもながらの計画性に疎い性格に阻まれ、出発準備は一向に進まず、そこに輪をかけるように長男の隼人くんが「僕もいっしょにバイクでいくんだーい」攻撃が始まり、ついに妻が「いくなら早くいってよねー」と、尻を叩かれ、我が家の出発は１１：３０となった。
途中の休憩を省きながら、Ｒ１４７から広域農道、松本、塩尻、諏訪、茅野と市街地を抜けながらＲ２０を一路あこがれの小武川林道をめざす。旧武川村到着は１４：５０。
さて買出しであるが、酒は量販店で購入し、「スーパーゆめや」で食料を購入し飲料水２Lも括り付けて、１６：００いざコンバットキャンプ場へ。
ダンボール工場を右折し、すみやかに小武川林道へ輪を進める。しかし地図が無いために、野宿地の場所はうろ覚えである。「たしか青木鉱泉入口の脇だったなー？」と早くも勘違いしている。速やかに宴会中の目的地を通過し、鈴欄林道へ進入。しかし・・・おかしい？道が舗装路だ。しかも、大量に増殖している「にわかキャンパー」の群れ・・・・違うぞー・・・道が違うゾ？速やかに１８０度変身・・じゃなく変進し青木鉱泉方面へ左折・・・。しかし、青木鉱泉手前の橋でライダーに遭遇した為にさらに奥地へ迷い込んでしまった。
これ以上書きだすと終わらないので、省略しつつ、「どこにいるのー寺崎組やーい」となかば半泣き状態で、例の分岐点を通過し・・ふと左に横浜セレナが・・・そして木立の中にテントの群れが・・・これだーここに違いないと侵入を決意し廃道を進むと・・・・いましたよー、ついに念願の野宿宴会会場に集う野宿者が・・・感涙です。
いきなり侵入してきた得体の知れない男を拍手で出迎えていただき、またまた感涙です。テントの場所を教えて頂き、設営中にもお声をかけて頂きながらいざ、宴会へ初参加となりました。
到着時の参加者は、組長・酔金金子氏・ゴ三浦氏・地下鉄前原氏・荷崩れ佐藤氏・メザシ小林氏・朝比奈氏親子（たけろうくん、りょうたくん、しょうごくん）・りょうふう氏・響鬼金井氏・金子２号氏・私同様新人の木村氏と峯田氏、それとキン介の計１６人であった。
さっそく、朝比奈氏から料理を頂き、乾杯となった。組長と乾杯をさせていただき感動をおさえられない新人であった。
さっそく持参したビデオカメラで個々の方々にご挨拶をさせていただいた。「みんな、掲示板で見た名前だー」と変な感動をしつつ宴会の輪に入れていただいたのであった。金井氏からとてもフレンドリーに声をおかけいただき、なんと年齢や家族構成もいっしょであり、同郷といった事も手伝いいろいろお話させてもらった。
ジムニ―ＪＡ１１Ａ−２型（だと思う）の金子２号氏とジムニ―談義に花が咲き、さらに酒が進む。そうこうしているうちに自己紹介の時間となり、改めてご挨拶をさせていただいた。
小武川の空に満天の星がまたたき、すばらしい時間がつづく中、なんと、金井氏が「音撃鼓 火炎鼓」を密かに装備している事が判明し、しょうごくんと暫し戯れながら「次回は音撃管 烈風を装備してこなくては・・」と密かに心に誓うのであった。
昨年５月の宴会レポートで金井氏が書いたように、愚痴も罵りも無いこんなにも楽しい宴会は本当にひさしぶりだ。どこからか始まった歌声（さわやかでは無いが・・）の中に、「宇宙の海はー、俺の海いー、俺の・・・・・」な、なんとキャプテンハ―ロックではないか？・・・思わず熱唱してしまった。
「やっぱり、こんな奴しか組会にはこないのかー」と嘆く酔金金子氏と「やはり２０代は来ないなー」と言うゴ三浦氏、組会について黙々と語る地下鉄氏とさらに杯が進む。ふと気付くと組長が就寝準備中であったので、思わず今日の宴のお礼と組長に以前お目にかかったこと等を支離滅裂に話かけてしまい、スミマセンでした。
夜中にアミーゴ加藤氏・北部方面隊北脇氏が到着し、焚火をかこみ談笑は続いた。０：００頃就寝・・だと思ったが、夜中にキン介の何かをあさる音にびびりながら、小武川の夜はふけていった。
翌朝、４：３０起床。
すでに組長他数名はごそごそ起きだしているではないか？さすがに早い・・私もごそごそしだして、宴会地へ起きだす。
組長たちに挨拶をしたとき、「私は知っている、平林さんだ」といつものユーモアたっぷりに挨拶を受けてまたまた感涙であった。
さあて朝食は１００円魚肉ソーセージと卵でごはんを・・・無い？ソーセージが、ハムが・・・無い？そういえば夕べの物音は？と思っていると組長が林の中から無残なレジ袋を発見せり。「カインズホーム？ 俺のだー」と駆け寄るとがっちり歯型のついたソーセージが・・・やったなー！キン介、しかしもともと寄贈しようと思っていたので、端をナイフで切り取り、残りはキン介に御進呈させていただいた。朝食の準備をしようとして昨日飲料水を落としてきたのに気付き、お言葉に甘えてりょうふう氏と金子２号氏より寄贈していただいた（ちなみに夕べは、メザシ小林氏にいただきました。感謝）。
しかし、この楽しい時間もそろそろ終わりにしなければならない。実は私は某ガス会社勤務のため、本日１７：００より宿直勤務となるので１０：００には帰路につかねばならないのであった。悔しいが仕方が無い。そそくさと撤収準備に取りかかるとなんと、ゴ三浦氏も本日帰宅との事・・・それぞれの都合で集合、解散・・・これぞ大人の集まりだと感じたのであります。
金井氏より組長寄贈の合羽とモトパンをお譲りいただき、組長にお礼を伸べていざ出発・・・が、地下鉄氏よりパッキングのご指摘と手直しを頂戴しつつ、感謝、感謝の小武川を後にしたのでした。
今年はぜひ塾にも初参加をし、組員とよろこび組組員への入会をめざします・・・小林さん、ご指導おねがいいたします（空中浮遊も含めて？）。
以上、乱文乱筆にて。
写真 ゴ三浦・北脇
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